コーヒーを抽出する際には通常の場合はお湯を使いますが、水出し珈琲は名前の通り温度の低い水を使って抽出します。
抽出に用いる温度が高ければそれだけ抽出速度は早くなるのですが、その一方で本来であれば出来れば抽出したくない渋味や苦味などの成分も同時に抽出されやすくなるのです。
水出し珈琲でコーヒーを抽出するメリットはこの「抽出したくない成分」を少なくする事が出来るということです。
ゆっくりと時間をかけて水でコーヒーを抽出することで上質な酸味と味わいのあるコーヒーをつくることが出来るのです。
温度が低いことからアイスコーヒーで使われることが多いですが、抽出後に加熱することでホットコーヒーとしても楽しむことが出来ます。
ちなみに海外ではコールドブリューなどと呼ばれていますが、要は同じものです。
水出し珈琲の抽出方法
喫茶店などであれば点滴のような大きな器具で水出しコーヒーを作るのですが、家庭でその器具を使うことも少ないと思いますので、ハリオ製のような小型な水出し珈琲の作り方としてご紹介します。1:まず抽出器具に水を入れていきます。 出来上がりを500ml作る場合であれば水を600ml程入れてください。 コーヒーが水を吸うため水分は目減りします。
2:フィルター部分にコーヒーの粉を入れます。 先程と同じく水の量を600mlにするのであればコーヒーの粉は35g目安です・ 粉の粒子が細かい程抽出効率は高まりますので、好みで調整するといいでしょう。
3:冷蔵庫に入れて保存しながら6時間待ちます。 夜に準備しておけばちょうど朝には飲めるようになっているはずですね。
4:水出しコーヒーの出来上がりです。 アイスであればそのままグラスにそそいで爽やかな味わいの水出しコーヒーを味わいましょう。 ホットコーヒーであれば電子レンジ等を用いて加熱することで雑味の無いホットコーヒーを楽しむことが出来ます。
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