UCC上島珈琲(以下UCC)では自社でコーヒーの味わいを分析する器具を持っており、コーヒーの味わいだけでなく、食品との相性も分析しています。
フードペアリングやフードマリアージュなどとも言われる内容ですが、UCCではフードマッチングシステムとして業務用の専門店に対して提案されているようですね。
味わいをデータ化する味覚センサー
マッチングシステムの核となるのが、味覚センサーの存在です。味わいを分析する専門の機械で、苦味や旨味などの従来であれば人間の舌に頼らざるを得なかった美味しさを数字化するものです。
この機械を利用してコーヒーと食品のそれぞれの味わいをデータ化、味わいの傾向を近づける、足りていない味覚を補完するなどの方法で組み合わせを決めていきます。
これは結構画期的な取り組みといえると思います。
色々なデータを蓄積していくことで、カテゴリー別に適したコーヒーを開発することや食品同士の組み合わせも考えることが出来ます。
今までであれば固定概念で考えられなかった食べ物の組み合わせも、この味覚センサーのデータが蓄積されるにつれて新しく開発されていくかもしれません。
コーヒーの世界だけでなく、食品業界全体的に影響を与えるかもしれませんね。 しかし本当に色々な内容の仕事で機械化が進んでいるなぁと実感します。
機械の精度が高まっていく一方で人間も負けずに、人間だからこと出来るクリエイティブな仕事をしていきたいものです。
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