焙煎機の構造でドラムの部分にパンチングボード(穴)が空いており、熱源がドラムの直下に位置する焙煎機を直火式焙煎機と呼びます。
直火式の名前の通り、熱量がダイレクトにコーヒー生豆に伝わることが特徴です。
輻射熱で焙煎されることが直火式の特徴の一つで、温度が高くなると温度変化が早くなるため深煎りを焙煎する際には技術が必要な焙煎方法と言えます。
直火式の代名詞 炭火焙煎
炭火焙煎や炭焼珈琲という名称を目にすることがありますが、これは直火式の焙煎方法で且つ熱源に炭を用いたものを指します。100%炭で焙煎している必要があり、一部をガスなどで焙煎していると「炭火焙煎」という言葉を使うことは認められていないのです。
炭は火力を安定させることが難しく、直火式の中でも高難易度の焙煎方法と言えます。