コンビニコーヒーの急速な普及により、身近で且つ手頃な価格でレギュラーコーヒーを飲めるようになりました。
特にセブンイレブンのコーヒーは「コーヒーが美味しい」と評判でコンビニ各社の中で特に勢いがある企業です。
一見するとコンビニがコーヒーを取り扱い始めて短期間で成功に繋がったように見えますが、実際には何度もトライアンドエラーを繰り返した長い道のりの結果が現在の成功なのです。
セブンイレブンとコーヒーとの歴史
元々コンビニでは缶コーヒーを置いており、チルドカップに入ったタイプの商品も発売されています。 チルドカップのコーヒーも美味しいということで人気があります。その中でセブンイレブンがレギュラーコーヒーで成功するまでには、なんと5回もの挑戦をしているのです。
1度目の挑戦は1980年代前半。 それ以降30年近くもの期間、検証とチャレンジを繰り返し、5回目の挑戦となる2013年に大ヒット。
コンビニ各社の中でも味の評価が高く、ロングセラーとなっています。
今やセブンイレブンの店舗でコーヒーの売上が占める割合は決して軽視出来るものではなくなっています。
また、イートインが出来る店舗も増えてきており、「ついで買い」の需要も出来ているようです。
コンビニコーヒー人気の一方で・・・
個人的にはコンビニコーヒーの影響を受けて昔ながらの喫茶店などのコーヒー専門店への影響が気になります。サイフォンやネルドリップでコーヒーを抽出する専門店は雰囲気もあり、コーヒーを飲むだけではない価値があるものです。
コンビニコーヒーの負けずに、コーヒー専門店も独自色を出して頑張って欲しいものです。