アイスコーヒーやエスプレッソ用として使われることの多いコーヒー豆の品種です。
ロブスタ=強い、という名前の由来どおり病害虫に強く生産しやすいという特徴があります。
ロブスタの主要生産国
ベトナムとインドネシアが非常に多い生産量を占めています。
特にベトナムについては急速に生産量を伸ばしており,コーヒー全体の生産量として現在世界第二位の生産量です、
ロブスタコーヒーの味わいについて
よくロブスタコーヒーは安物で良くない、という意見を目にしますがこれはロブスタ種の特徴のあくまで一つの側面です。
ロブスタは決して悪い豆ではなく、使い方によっては美味しいコーヒーの原料と十分成り得るのです。
例えばカフェ・オ・レを作る際に上質な酸味のアラビカコーヒーだけでブレンドした豆を使っていては苦味が少なく、物足りなく感じるかもしれません。
ロブスタをバランス良く配合することで、コーヒーの苦味とミルク、砂糖のハーモニーを楽しむことが出来るのです。
またアイスコーヒーもガムシロやコーヒーフレッシュを入れることを考えるとロブスタの苦味というのは非常に相性がいいのです。
スペシャルティコーヒーとロブスタは相反する存在のようですが、要は使い方次第でロブスタの特徴を引き出し、美味しいコーヒーへと成り得るのです。